他の
記事

特集

ホーム > 特集 >

特集

山鹿青年会議所の眼

第54代山鹿青年会議所理事長の眼

第54代山鹿青年会議所理事長の眼

青年会議所とは、各地域の20〜40歳の方で組織された団体です。
各地域の抱える諸問題の解決や未来を見据えた事業を考え、活動をしながら地域を活性化させます。
山鹿地域には(一社)山鹿青年会議所があり、会員数は30名。50年以上続いている地域団体とのこと。
本年の理事長は江藤彰洋さん。御忙しい江藤理事長に少しだけ御話を伺った。

メンバー募集中!一緒に山鹿を盛り上げよう

メンバー募集中!一緒に山鹿を盛り上げよう

本年はどういったことを行われるのですか。
「はい、山鹿青年会議所としては大きく分けて4つの事業を考えています。
1つは山鹿灯籠まつりの上がり燈籠事業。2つめは山鹿の地域を活性化する地域づくり事業。3つめは会員を増やす会員拡大事業。4つめは人を育てる人材育成事業ですね」
そういった事業を皆さんでされるのですか。
「はい。各事業に委員長がいます。その委員長にメンバーがつきまして、その委員会が主体となって事業を行います。私たちは、組織というものを大切に考えておりますので、各メンバーの疑問が無くなるまで会議をし、事業を行います」

地域づくりは「人」づくり

地域づくりは「人」づくり

皆さんお仕事をされているのですか。
「はい。地域団体の方々は全てそうでしょうけど仕事をしています」
大変ですね、仕事をしながら夜会議を行うというのは。
「いえ、50年以上前から先輩たちも行ってきたことですので。私たちは自分たちの会費で事業を行います。その時々で社会的な背景がある場合もありますが、基本的には委員長やそのメンバーの想いを事業にしています。地域の為というのは勿論ありますけど、自分たちが行う事業の為真剣に議論をするのです」

山鹿市の「こもれび図書館」にもあるそう

山鹿市の「こもれび図書館」にもあるそう

なるほど。各地域でいろいろな取組が行われているのですね。失礼ですが、あんまり目立ってないこともあるのでは。
「(笑)別に目立とうと思ってはいないですから。そうですね、情報発信は勿論大切と思いますが、私たちは大袈裟に言うと「街を創っている」として、その「街」を創るためには「人」が必要ですよね。ですから、その人材となるために様々な事業を行っています」
例えばですが、今までどんなことをされましたか。
「毎年山鹿灯籠まつりでは、協賛を募集し小学生が描いた絵を団扇にして無料配布しています。私が以前行った事業は例えば山鹿と赤穂の赤穂浪士の逸話を絵本にして山鹿地域と赤穂地域の全ての小学校に配布しました」

山鹿を楽しく盛り上げます!

山鹿を楽しく盛り上げます!

そんなことまで!素晴らしいですね。それを何年でされたんですか。
「青年会議所は単年度事業ですので一年です。継続する事業もありますが、一年という決められた時間だからこそ出来ることもあると思います」
青年会議所の理事長も一年ということですが、どんな一年にまた、どんなことをメンバーの方に望んでいますか。
「私は人の成長が街の発展になり、その両輪が必要だと思っています。様々な事業を通して、その両輪を大きく頑丈にしていきたいと思います。
また、メンバーには当事者意識をもって欲しいですね。主体性を持って積極的に事業に参加して貰いたいです。今以上に成長する「きっかけ」となりますので」
鋭い眼光のその先に、山鹿地域の未来を見られているのでしょうね。
江藤理事長、今日は御忙しいところありがとうございました。(佐枝)



 

広告

Page Top