願いを込めて、
今、世界中で「コロナウイルス」が猛威を振るい、人が集まることでさえ自粛せざるをえない状況が続いています。ここ山鹿市においても同じでありまして、我がYAMAGA BEAT CHANNELで取材を御願いしていた所も延期となってしまいました。
ああ、なんてことだ…イベントや行事の告知さえ出来ない状態が続いていく。。
そんな折、山鹿には「疫病退散」の行事があることを思い出しました!
大宮神社で毎年6月に開催される「犬子ひょうたん祭」です。
「犬子ひょうたん」とは…(以下大宮神社より)
『大宮神社内の八坂神社は、江戸時代に京都より遷されました。
京都からの道中「突然子犬が姿を現しついてきました。途中子犬にひょうたんの御神酒を分け与えると元気になった。一行は無事に山鹿に着くと子犬は突然姿を消し、当時流行りの疫病も途絶えた。」という伝説があります。
それ以来、この子犬は神の遣いとして信仰されるようになしました。
毎年6月15日の祭日には、米粉製のひょうたんを抱えた子犬の姿の御守りを授与しており、家庭に祀りその年の健康を祈る習慣があります』
まさに今の山鹿、日本にピッタリの祭りですね!!
今回、大宮神社さんは本来6月15日に作る筈の「犬子ひょうたん」を前倒しで作って祈祷して頂き、行政機関に寄付をされました。
※この画像の「犬子ひょうたん」は、4月27日に在ったもので、現在はありません。
米粉で作ってあるため壊れやすく、湿気には弱いため取り扱い注意です。
購入後には家に飾りましょう。
神社という場所柄、こちらに来て買って頂くのが良いとのことですが、今回特別に祈祷して頂いた「御札」や「ひょうたん御守り」などは郵送が出来るそうです。
人々の純粋な「願い」というものを、一心に受けることが出来る場所はそんなにはありません。
大変な状況でも、健やかになるように願える場所、また「疫病退散」のための行事があるのは有難いことです。
毎年6月15日に大宮神社では「犬子ひょうたん祭」をされていますが、今年は少し早めの10日過ぎくらいからされるそうです。
詳しいことは電話もしくはメールにて御伺い下さい。
コロナウイルスの終息を心から願っています。(佐枝)
電話 0968−44−1257
メール oomiya1257@gmail.com