発酵Cafe「マルカメ」オープン!
まずは「冷やし甘酒(400円)」
こちらでも売られている米こうじを使い、冷たい甘酒に白玉が入っている。このままでも美味しいけど、これに「黒蜜」をかける!
甘ったるくなく、上品な甘さ。黒蜜の画像は無いので想像してみて下さいませ!
台湾のスイーツにありそうな感じも◎
次は「いちご甘酒ミルク(800円)」
熊本県玉名郡和水町の苺(ゆうべに)を手摘みし、栄養士の奥様が苺と三温糖だけでジャムにした「いちごソース」を贅沢に使ったかき氷!
これは…インスタ映え間違いなし!
御褒美のような「かき氷」ですね。ポイントは、アイスクリームではなくて、生クリームのようなものが乗っている。これも甘酒なのかしら?
そしてコチラは「みそキャラメルナッツ(680円)」
こちらも勿論、こちらで作られている「味噌」を使ったかき氷。
うーん、美味しい!味噌っぽくない。キャラメルとナッツが新鮮です。ハーゲ◯ダッツかよ!
さっきの苺のかき氷もだけど、ここは本当に山鹿?と思えるほど(失礼!)贅沢な感じ。
丁度社長の佐藤さんがいらっしゃったので、お話を御伺いしてみた。
「なぜ発酵カフェを?」
「実はね、うちは醤油や味噌を作って売ってるんだけど、夏場は消費が落ちるんだよ。夏場は食欲が落ちるからね」
「そうなんですね、売上向上のために発酵カフェを?」
「最初の動機はそうなんだけど「発酵」っていうのを、もっと御客様に知ってほしかった。発酵を知ることで他の醸造産物である日本酒、焼酎、ワインにも繋がるからね。山鹿は醸造文化が根強く残っている。地域に残る醸造文化のPRになればと思ったんだ」
「なるほど。確かに発酵と言われても、分かりませんね」
「うん。女性の御客様は、美容や健康に気を遣っているからね。甘酒は「飲む点滴」とも言われているし、発酵食品に含まれる有用菌は免疫細胞を活性化してくれる。それに美味しく食べるヒントになってくれたらな、と思ってね。気軽に尋ねてくれたらいろいろ教えますよ、妻が栄養士だから」
「それは心強い。確かに、他のかき氷も和の感じでどれも美味しそうです。奥様のセンスの良さでしょうか?」
「ハハハ(笑)どうだろう。うちが来年で150年目でね、何かに挑戦したいと思っていたんだ。御客様に喜んで頂けたら嬉しいな」
「そうなんですね、喜んでくれますよ!」
今、メディアでも「発酵」というのはブームになりつつある。せっかく食べるなら身体に善いものを。
佐藤社長は150年お店が続いた理由を「儲からないから」と微笑しながら言われた。
丸亀醤油はユックリと亀のように地域の人たちと歩んできたに違いない。それはこれからも変わらないだろう。(佐枝)
発酵Cafeマルカメは、11時〜15時まで。
月曜日定休